2018/12/11 21:43


フィンガーブレスレットというジュエリーをご存知ですか?

リングとブレスレットが繋がった、少し変わったアイテムです。

一般的に市販されているのは、少し派手だったり、素材があまり良いものでは無かったりするので、

良い素材に拘り、飽きずに長く身に着けたくなるような、そんなミニマムなデザインにしようと思い

余計な装飾デザインを削ぎ落として、シンプルにしていきました。



私は昔から、糸を想像して作品を作る事が多々あります。

様々な気持ちとか愛情が、

他人から、もしくは自分の中で、繋がったり絡まったり。

目に見えない、感情が伝わるようなコードが存在しているような、

そんなイメージがあります。


運命の赤い糸は中国の昔のお話しで、もともとは「足首に赤い縄」だったそう。

日本に伝わる時には、「小指に赤い糸」として変わっていったようです。

そんな「自分の指から縁のある誰かに繋がっていく」という発想が好きで、

糸やコードのようなものを連想するジュエリーを色々とデザインして来ました。


その中で、販売する事を想定してシンプルに日常使いが出来るようにデザインしたのが、

この【リョウカフィンガーブレスレット】です。


菱花(リョウカ)とは菱(ひし)の花の事で、

ひし形という形の名は、この花の実の形から来ているそうです。

沼に小さな四弁の花を咲かせ、昔の人々はこの実を美味しい食べ物として親しんでいたようです。

フィンガーブレスの中央に来る菱形のチャームは、この菱花をモチーフにしたものです。



実は万葉集にも、菱の花と人との、こんな情景が書かれています。


” 君がため 浮沼の池の 菱摘むと

我が染めし袖 濡れにけるかも ”


愛しい人を思い出しながら、池に入って菱の実を集めている情景を詠んだ、

のどかな恋の歌です。


当時は大切に染められていた着物ですが、恋する相手に美味しい実を食べて貰うなら、

それが濡れてしまうのもいとわない。


そんな健気で純情な歌です。

菱の花をあしらったアイテムなので、製作中に何度かこの歌の絵が浮かんで来ました。


この菱の花をモチーフにしたのは、

運命の縁を感じさせる物を、手の甲に置きたかったからです。


菱の花の花言葉は、【夢のような出来事】。


運命を感じさせる相手と出会った時の、

まるで天にも昇る、夢のような気持ちと

『それはきっと現実になる』という希望の意味で

繋いでおきたかったからです。



最終的に、かなりシンプルに仕上がったので

単体でも、他のリングやブレスと重ねても、

色んな表情を楽しめるアイテムになったかな?と思います。


ショップにはK10とSilver925で出していますが、

K18でもプラチナでもお作り可能ですので、

ご希望の方はご相談下さい。


<K10>


<Silver925>



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